モンスター【monster】、怪物、怪人、化け物… 異形の隣人達の肖像画を、日本のロウブロウアートシーンを代表する二人のアーティスト「Rockin’JellyBean」と「Sketch」が、ユーモラスに、そして哀愁、愛情を込めて描きます。
スタイルは異なりながらも共鳴し合う二人のアーティストが、”monster”と言う共通のモチーフによって、かつてからの夢であった共同展を実現化。普段それぞれ音楽やカスタムカーカルチャーと言われるアンダーグラウンドの世界で活躍する二人が新たなフィールドで繰り広げる虚寓世界の主人公達。是非貴方もこの怪しい館に一度足を踏み入れ、自分の目で覗いてみて下さい。

※初日5/3は19時からのオープンとなります。

※本展は「原画」の展示です。作品は全て公開販売いたします!
 尚、展示にお越し頂けない方へ向け、作品はインターネットでも販売いたします。
 作品購入希望の方は、info@sunday-issue.comまで、お問い合わせください。

「The MONSTERS SHOWCASE 」特設WEBサイト

【 関 連 イ ベ ン ト 】———————————————-—————-
《トークイベント》
★5/4日 (水) 15時~(2時間程)
Entrance:1drink order
ゲスト:飯田昭雄氏(W+K TOKYO)

《スペシャルライブイベント》
★5/14日(土) 19時〜
(※14日は18時まで一般公開、19時よりライブイベントに切り替わります)
Entrance:¥1,500(w 1drink)
ゲスト:TUCKER

[イベント開催に際し]
4日は15時より2時間程トークショウのため、一般公開を中断いたします。
14日は19時より開催するライブイベントのため、18時までの一般公開となります。
変則的な営業となりますが、あらかじめご了承下さいませ。

【 推 薦 文 】
“MONSTER”…なんて心惹かれる響きだろう。美に対する醜、善に対する邪、陽に対する陰のように、決して世間の表舞台には出てこないが故にイマジネーションの宝庫となり、世界各地それぞれに数多の形態を産み落とし、70 年代の西海岸Lowbrow アートから、歌川国芳を初めとする浮世絵に至るまで大衆文化の一端を賑わし、いまだ日々アップデートを続けている愛すべき異形の存在。もちろん日本人として育った我々一人一人の中には確実に”怪獣”や”怪物”がとても近い位置に存在しているはずだ。
日本イラストレーション界の核弾頭ROCKIN’JELLY BEAN が、カスタムカルチャー界では不動の人気を得ているSKETCH という新進気鋭の才能と共に、その“MONSTER”を題材にしたオリジナルアートのエキジビションを開催するというから、これはただ事ではない。なぜなら“MONSTER”とは、Lowbrow アートをバックボーンに持ち、かつそのジャンルにおいて世界的評価を得ている彼等にとっては、永遠のテーマであり創造力の源でもあるからだ。僕ら一般人からは想像もつかないほどに彼らは“MONSTER”という存在を愛し、命であるペンと筆を駆使しながら最高のオリジナル“MONSTER”を生み出そうとしている。 これを期待せずに何を期待せよというのか!?
そして今回注目すべきは、“決して原画を売らない作家”として業界では有名なROCKIN’JELLY BEAN が、その展示作品全てを販売するということ。それに加え、カスタムカルチャー最前線で活躍するSKETCH という今後最も活躍が期待される作家作品も同時に誰もが購入できるチャンスがあるのだ。誰もが世界で一つしかなく、かつ非情にレア度の高い作家のオリジナルアートの所有者になれるのだから一考の価値はあるはずだ。
ぜひ、彼らのオリジナルアートをじっくりと観察して欲しい。プリントやシルクでは決して味わえない、ナマ絵の凄みを体験して欲しい。「作家が作品を売るということは、父親が娘を送り出すと同じことだ」と、ある日本のジェダイ絵師が言っておられたが、だからこそ作家はそこに魂を込め、最高のイマジネーションとスキルを注ぎ込む。
ROCKIN’JELLY BEAN とSKETCH のLowbrow という単なる一つのジャンルでは収まりきらない異才のアーティスト二人の全てが注がれたMONSTER ART におののき、チャンスがあればあなたの家に連れ帰って行って欲しい。それはきっと、あなた自身の人生の財産、そしてパートナーになるだろうから。

– 飯田昭雄 (Wieden+Kennedy Tokyo Art Buyer/Producer)

【ARTIST/PROFILE】———————————————-————–
Rockin’Jelly Bean / ロッキン・ジェリービーン

音楽と密接な関係にある彼のアート・スタイルは日本のインディーGARAGE PUNKシーンでのフライヤー、ジャケットなどをキャリアの原点としている。さらに活動は国内外、インディー、メジャーの枠を越え拡張し、現代美術の世界まで及ぶ。
96年の渡米をきっかけにLOWBLOW ARTシーンでの活躍の場を見いだした彼はCOOP、KOZIKなどと共にグループ展に参加。それと同時にブランド「EROSTY POP!」を設立。7年間のL.A.での活動ののち、’05年からは活動の拠点を大阪に移し、近年は原宿にショップ「EROSTIKA」をプロデュースする側ら様々な分野でCOOLなアートワークを提供している。

Rockin’Jelly Bean OFFICIAL WEBSITE
http://www.rockinjellybean.com

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Sketch/スケッチ

1995年kustom kultureという本を見て、von dutch .ed rothに多大な影響を受け、独学でピンストライプ、イラストを描き始める。その後、北海道でアパレルブランドのデザインや、カスタムバイクショップのペイントなどで生計をたてながら油絵を描き始める。
2003年アトリエを埼玉県の米軍ハウスへ移す。
2005年自身がデザインを務めるアパレルブランドratlandを恵比寿にオープン(2009年終了)
2010年より、LOW-BLOWアーティストとして、創作に専念。

Sketch OFFICAL WEBSITE
http://www.sketch.tv/

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