キャラクターの存在性を影絵のアニメーションにして空間や物に投映する映像インスタレーションや、
立体作品などで注目を集める映像作家「清水寛子」の作品をご紹介いたします。
本展では、「.」ドット=所属する「mov」映像、動いているもの
というコンセプトに新作を含む映像インスタレーション作品、数点を発表いたします。
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「.」ドット=所属する
「mov」映像、動いているもの
ここにそれがいること、存在すると思うこと。
本当はいないこと、いないと知っていること。
時は動きつづける。
一日ははじまり、おわるの繰り返し。
月は満ちて、かけるの繰り返し。
思い出や、想像するストーリー、形にならない、
見えないものは、すべて頭の中に所属している。
映像作品なのに、影以外見えないもの(顔や言葉)は、
すべて頭の中に所属している。
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※参考作品画像
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《12.16(木)20時~/ギャラリートーク》 ※1ドリンク注文制
清水寛子が「無限回廊」の監修をつとめる藤木淳さんをゲストにお招きし、
公開直前のPS3「無限回廊 光と影の箱」についてのお話も交えつつ
「影の世界の魅力」について対談いたします。
モデレーター:鈴田 健(株式会社ソニー・コンピューターエンタテインメント)
【Artist Profile】 ——————————————————————————–
清 水 寛 子 Hiroko Shimizu
東京都出身。1993 年より展示活動を開始。活動名をcharactism とし、キャラクタ
ーの存在性を影絵のアニメーションにして空間や物に投映する映像インスタレーショ
ンや、立体作品などを展開。フィリップモリスアートアワード大賞受賞後、巡回中の
ハローキティー誕 生30 周年記念展『KITTY EX.』、愛知万博、『江ノ島灯篭2010』
他、コラボレーション展、店舗ディスプレイ映像、舞台映像、企業PR など手がけており、
幅広いジャンルで評価されている。現在は、デザイン専門学校の非常勤講師、
他、大学や地域でのワーク ショップも開催するなど、勢力的に活動中。