Talk Session『オルタナティブ・プラットフォーム、その先のカルチャー』
OPEN 19:00
START 19:30
ENTRANCE:\2000(include 1 drink)

twitter、tumblr、facebookを始め、ニコニコ動画、pixiv、campfire、ototoy、Olive、STUDIO VOICE ARCHIVE、Creative Commonsなど、昨今のカルチャーにおいては、それ自体が創造的で高いクリエイティビティを持つプラットフォームが大きな役割を果たしている。先月には、現代美術家の泰平氏が、美術作品の売買の画期的なプラットフォームである「startbahn」(http://yukari-art.jp/jp/exhibition/past_exhibition/10920#more-10920)をリリースした。

まだ見ぬ新しいプラットフォームが、まだ見ぬ新しいカルチャーを生み出す。そうであれば、プラットフォームの可能性を知ることは、カルチャーの未来を知ることに他ならない。

本企画では、現在進行形のカルチャーに、プラットフォームのディレクター、キュレーター、メディア、デザイナー、リーガル等、様々な形で関わっているゲストを招き、「startbahn」を題材の一つとしつつ、現在進行形のプラットフォームについて、そしてその先にあるカルチャーの未来について語る。

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■家入一真(イエイリ・カズマ)/@hbkr
1978年 福岡県出身33歳
株式会社paperboy&co.ファウンダー
株式会社partycompany Inc.代表取締役社長
株式会社ハイパーインターネッツ代表取締役
株式会社partyfactory代表取締役社長
2001年、株式会社paperboy&co.の前身である合資会社マダメ企画を設立し、個人向けレンタルサーバー「ロリポップ!」の提供を開始。2008年12月、株式会社paperboy&co.ジャスダックに上場。2011年退任。
2009年4月、株式会社パーティカンパニー設立。都内に飲食店を6店舗運営。”悪ふざけ文化創造企業” をスローガンに、人が集まる場をつくり出している。
2011年1月株式会社ハイパーインターネッツ設立。すべてのクリエイターへ贈るファン獲得と創作活動支援のための、 マイクロ・パトロン・プラットフォーム “”CAMPFIRE””を立ち上げる。
2011年7月株式会社partyfactory”を設立。クリエイターやスタートアップ起業家を支援するベンチャーキャピタルを始動。
著書に『こんな僕でも社長になれた』(ワニブックス・電子書籍)

■内沼晋太郎(ウチヌマ・シンタロウ)/@numabooks
numabooks代表/ブック・コーディネイター/クリエイティブ・ディレクター。
1980年生まれインターネット育ち。2003年、本と人との出会いを提供するブックユニット「book pick orchestra」を設立。後に自身の「本とアイデア」のレーベル「numabooks」を設立し、現在に至る。読書用品ブランド「BIBLIOPHILIC」プロデューサー。
「TOKYO CULTUART byBEAMS」「bookunion」などのショップで販売する書籍のコーディネイトを中心に、書籍売り場やライブラリのプロデュース、本にまつわるプロジェクト企画などを手がける。
本・出版以外の領域でも、フードスタジオ/サロンスペース「EATTOKYO」(2007-)、東京に「磁場」をつくるトークプロジェクト「MAGNETICS」(2009-)など、手掛けるプロジェクトは多岐に上る。飯田竜太、施井泰平と共に、アーティストユニット「森」としても活動。
著書に『本の未来をつくる仕事/仕事の未来をつくる本』(朝日新聞出版/2009)。

■杉浦太一(スギウラ・タイチ)/@ta1
1982年・東京生まれ。株式会社CINRA代表取締役。2003年に大学在学中にCINRAを立ち上げる。2006年、大学卒業と同時に株式会社化。現在、アート、音楽、映画、演劇などを扱うカルチャーポータルサイト『CINRA.NET 』や、クリエイティブ業界に特化した求人サイト『CINRA.JOB』などの自社メディアを運営している。そのほか、WEBサイトやグラフィックなどの広告の企画制作、毎月無料のライブイベント『exPoP!!!!!』の開催、音楽レーベル『CINRA.RECORDS』からの楽曲制作販売など、活動中。
http://www.cinra.net/

■泰平(タイヘイ)/@taihei
本名:施井泰平。1977年東京に生まれ、4~10歳、17~18歳と25歳をアメリカで生活する。多摩美術大学絵画科油画専攻を卒業後、2003年ころから「インターネットの時代のアート」をテーマに作品を発表しはじめ、ネット上のプロジェクトと並行してギャラリーや美術館など実空間での展示も行うようになる。2006年から現代美術ギャラリーのユカリアートに所属。2007年から2011年まで東京芸術大学芸術情報センター非常勤講師。startbahnの中心発明で2008年に日本で、2011年にはアメリカで特許を取得。Geisai#9安藤忠雄賞、ホルベインスカラシップ奨学生など賞歴多数。過去には渋谷カリガリや秋葉原MOGRAのアートディレクションも務めた。

■永井幸輔(ナガイ・コウスケ)/@hanatochill
1981年札幌生まれ。Creative Commons Japanメンバー/Arts and Lawディレクター/マンガナイトディレクター/弁護士。n次創作や表現を支えるプラットフォームなど、クリエイティブな活動を生む環境自体のクリエイティビティに惹かれ、文化芸術法やアートマネジメントなどの切り口でカルチャーに関わる。
弁護士としては、映画・音楽・現代美術・ファッション・プロダクトデザインなどのアーティスト・デザイナーを始め、電子出版を含むウェブサービス・美術館・コワーキングスペース・音楽フェスまで、クリエイティブに関わる人々に対して幅広く法務アドバイスを提供している。各表現分野に特化した著作権講座など、レクチャー・講座の講師も多数。
著作に、「今さら聞けないクリエイティブコモンズ」(WEB+DB PRESS Vol.59、共著)、「クリエイターの渡世術」(共著)など。

主催:
永井幸輔(Creative Commons Japan/弁護士)