お休みのお知らせdate:2011.01.30

SUNDAY ISSUEは、2月1日より、内装工事に入るため、
誠に勝手ながら、1ヶ月間、通常営業を一時休業させていただきます。
急なご連絡で大変申し訳ありません。

3月からはレギュラー企画など
これまでの通常営業のスタイルを変更するかたちで、リニューアルオープンいたします。

3月以降の、企画展、また、イベントなどの予定が既に盛りだくさんで進行中です!!
近日中にまたWEBサイトでご連絡いたします。

尚、2月の休業中、御用の際は、以下までご連絡ください。
MAIL:info@sunday-issue.com
TEL:03-3797-1288 

休業期間中、何かとご不便をおかけいたしますが、
今後とも何卒よろしくお願い申し上げます 。

臨時営業時間のお知らせdate:2011.01.26

誠に勝手ながら、1月29日(土)は14:00からの営業とさせて頂きます。
ご迷惑おかけしますが、どうぞよろしくお願い致します。

ビアンカ・キャサディの作品を読み解くためのキーdate:2011.01.25

ビアンカ・キャサディの作品を読み解くためのキーとして、彼女が今回特別に語ってくれた彼女の中の別の人格たちの背景や性格について、以下に紹介します。
これらの人格は突然彼女に現れ、ある一定の時期彼女を支配し、一人が過ぎ去ってしばらくするとまた新たな人格が現れるそうです。
最後に現れたのはRupertという人格で、現在は次の新しい人格の出現を待っているそうです。
これらの人格は彼女の作品の中にしばしば現れます。また、彼女自身がそれぞれのキャラクターに扮装してパフォーマンスをしたりもします。
現在展示されている作品以外にも、カタログに掲載されている作品の中にも彼らが登場しますので、是非探してみてください。

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TEA CAKE(ティー・ケイク)
私の詩を読む時の人格。おそらく1930年代かそこらへんの初期ブルースの時代にアメリカの南部から来た男性。彼の姿を絵に描いたこともあるけど、基本的にはTea Cakeは私の声の化身。彼が初めて現れたのは、私たちの最初のアルバム「la maison de mon reve」の時。

RED BONE SLIM(レッド・ボーン・スリム)
Tea Cakeの次に現れたのがRed Bone Slimで、私のビジュアルアーティストとしての人格。彼は黒人でありネイティブアメリカンでもあり、二つの異なる人種を持った男性。私の左腕にはRBSのタトゥーが入っているわ。
これが私の性別に関する転機の始まりだった。

MAD VICKY(マッド・ヴィッキー)
その次に現れたのがMad Vicky。夢の中で私はMad Vickyで、彼女はホームレスで大都市の中を裸足で割れたガラスの上を歩いてさまよっていた。現実の世界であるカツラを見つけ、それをかぶると私はMad Vickyになるの。彼女はラテンアメリカ系の売春婦で歳は40過ぎくらいだと思うんだけど、彼女の人生は波瀾万丈だったから実際の歳よりももっと枯れて見えたかもしれない。彼女はCrack(=コカイン)中毒でとてもワイルドで社交的な性格だったから、私がMad Vickyになっている時は何だって出来る気分になったし、誰とでも話せたわ。私にとってこのCrackっていうのは単なるドラッグではなく霊的なもので、内的な精神世界のことについてを意味しているの。例えばCrack Corm(コカイントウモロコシ)っていうのが私の作品の中によく出てくるんだけど、それも同じような意味で、トウモロコシはネイティブアメリカン・カルチャーから来ていて自然の儀式を意味している。

RUPERT(ルパート)
Mad Vickyの次に現れたのが、黒髪でとても内向的な性格のRupert。それぞれの人格はたいていの場合、髪から始まることが多いわね。Rupertは男性だけど非常に女らしくて、ゴシックタイプで、詩を書いたり読んだりするの。また彼は魔術やサイキック・リーディングやタロット占いに夢中で、自分のタロットカードのセットを作ったりもしたわ。ボンデージやわずかな自傷行為も行うけど、それらはあくまでも儀式的なもので、いつも一人だった。
(※カタログの裏表紙に使用されている写真はビアンカがRupertに扮装しているものです)

Tea CakeとRupertはとても異なった性格だが、彼らは同じ詩を書く。おそらくRupertが詩を書き、Tea Cakeがそれを読む。
私は、私の詩が男性の声によって読まれているのを聞くと、それがもっともまっとうな気がする。また、それがアメリカ南部の黒人男性の声だった場合、より良く感じるわ。

——– ビアンカ・キャサディ談

Bianca Casady Opening Report/Artist Statementdate:2011.01.22

ビアンカ・キャサディ個展「HOOD LUM (apres noir) 」のオープニングパーティーは、
沢山のお客様にお越し頂き、華やかなパーティーになりました。
ご来場いただきました皆様、ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。

ブックピックオーケストラさんは、Bianca Casadyが本展のキーワードとして
示した言葉から連想を広げ、本をセレクトしてくれています。
くわしくはコチラ


また、パーティーでは、サントリーさんのご協力により、ご来場のお客様には
「マッカランザ・マッカラン ファインオーク12年」をハイボールでご提供させていただきました。

展示は、1月30日(日)まで開催しております。
皆様、お誘いあわせの上ぜひご来場くださいませ。

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【Bianca Casady/Artist Statement】

以下、「HOOD LUM (apres noir) 」開催にあたり、
ビアンカ自身が綴ったステートメントです。
彼女の自身の内なる世界に触れる手がかりとして、ぜひご一読ください。

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権限のない状況において、わたしたちがふだん見慣れたイメージを使いながら、
現実の変わりゆく様を受け入れつつ、脱構造主義者たちの変化を通した進化の手段として、
悪党たちを女性化しながら、虐げられた人たちを悪党化しながら、
hoodlum(ギャング、チンピラ)たちの見えない下着を探求しています。
生と死、地と天、男性から女性へ、女性からギャングへ、ギャングからノーム(小びと)へ、
ノームから花へ、花から色へ、色から雲へ、煙、息、本質、命。

虹色の目は、無限で永遠の形態形成すべてに存在する神とのにらみ合いによって捕えられた目。
わたしたちは、文化と階級、善行と悪行、人気と軽蔑、あがめられているものと悪者されたもの、
それらの時代や状況におけるすべての慣例に対抗しながらも、わたしたちの服、肌、性に
シミをつける口実に取り憑かれたさなぎのような形の無い要塞に住み、命を吹き込んでいます。

With familiar images presented in unauthorized contexts, I am
exploring the unseen undergarments of the hoodlum, feminizing villains
and villainizing the subjugated as a means of deconstructionist
evolution through transformation, while acknowledging the transition
state as the reality of being; the transition between life and death,
dust and ether, earth and sky; man to woman, woman to gangster,
gangster to gnome, gnome to flower, flower to color, color to cloud,
smoke, breath, essence, life.

The rainbow eyes are eyes whose gaze is caught in a locked stare with
god, god being all things in infinite and perpetual morphosis. We
inhabit and animate this formless fortress…. a chrysalis haunted by
the pretexts which stain our clothes, our skin our sex, yet defying
all ordinance of time and matter, culture and class, good and evil,
popular and despised, worshiped and villainized.

営業時間のお知らせdate:2011.01.07

誠に勝手ながら、

1月10日(月・祝)は休業とさせて頂きます。

よろしくお願いいたします。

尚、同日、原宿VACANTにて、ビアンカ・キャサディ個展開催記念
スペシャル・イベント「après noir」 を開催いたします。
SUNDAY ISSUEの展示と合わせてより一層楽しめる内容となっています。
こちらのイベントも、是非お楽しみください。
詳細はコチラ

年始の営業についてお知らせdate:2011.01.02

年始の営業を以下とさせていただきます。

1月8日(土)19時〜22時
Bianca Casady個展 HOOD LUM (après noir)/オープニングパーティー
より営業開始、また、9日(日)より通常営業とさせていただきます。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。